《gourmet・グルメ》

ラーメンとおにぎり
のお店「かどや」

鹿屋市高須町

母の味を引き継いて

 鹿屋市高須町で2か月前、かのやマリンフェスタ2023の日にオープンしたラーメンとおにぎりのお店「かどや」。

写真=約20年ぶりに復活したかどや

 実は、昭和38年に橋迫トミエさんが、夏場だけの海の家として開店、4~5年後には1年中の店となり、平成16年まで続けていたが、やむなく閉店。

写真=ラーメンセット

この夏再オープン

 長い間そのままの状態だったが、橋迫さんの娘、塚越洋子さんがあとを引き継いで、この7月16日に再オープンさせた。

写真=お母さんのあとを継いだ塚越洋子さん

 洋子さんは、一人で頑張っている母親の姿を見ながら、小さいころから長い間手伝いをしていて、その味を引き継いでいる。
「来ていただいたお客さんのなかには、母のラーメンの味が懐かしいと言ってくれてうれしい」と話しているが、実は、栃木県に嫁いでずっと住んでいて、トミ子さんが亡くなる前もよく帰ってきていた。

写真=地元の常連さん

 店が閉店になってからも、手伝いをしていたころの昔の賑わいを懐かしく思っており、母親への思いと「かどや」への愛着は消えず、店を再開したいとずっと考えていたという。

写真=かき氷も

その思いが募り今回、思い切って単身戻ってきて再開店。高須町は高齢化が進み、店舗等も少なくなっていることもあっての大きな決断となった。

チャンポンやチャーハンも

メニューは次の通り
ラーメン600円
ラーメンセット650円(ラーメンとおにぎり・サービス品)
チャンポン650円
おにぎり各種(かつお梅、鮭、しそ昆布)。

写真=おにぎりや総菜

お客の要望に応え、チャーハン600円も始めた。
がねなどの総菜も。

かき氷は
イチゴ250円
イチゴミルク300円
金時300円
ミルク金時350円
かどやの白熊500円。

ホットコーヒー300円
コーヒーセット400円。

写真=畳の間

カウンター4席
テーブル席1
畳席が二間。

かどやは、海水浴場入口、派出所隣り
〒893-0054 鹿児島県鹿屋市高須町1619−2

《gourmet・グルメ》

創作料理「虹の笑」
贅沢な空間で

錦江町神川

海外修業もしてきたシェフ

一期一会レストラン、錦江町神川の和洋折衷、創作料理の「虹の笑(にじのえ)」。

写真=屋久杉に囲まれた店内

 海外修業もしてきた長年のシェフの経験を活かした美味しい料理を楽しむのもだが、屋久杉に囲まれた贅沢な空間で、その創作料理が堪能でき、他では感じることのできないスピリチュアルな空間がよりその美味しさを引き立てている。

写真=虹の笑外観

屋久杉ふんだんに

 それは、創業65年を超え、伝統的な屋久杉の家具や工芸品を扱ってきた岩崎木材工芸の創業者の住まいが、虹の笑の店となっており、だからこその、調度品も含め屋久杉をふんだんに使った厳かな雰囲気。

写真=創作料理盛り合わせ虹の笑ランチ

 ランチをいただいた部屋は、屋久杉がまだ伐採され入札ができていた頃は、従業員も多くお祝い事などで使っていた広間、宴会場だったという。 このほか、応接間だった部屋はより贅沢な空間となっていて、佇んでいるだけでも癒される。


写真=天井材や欄間、テーブル等も屋久杉

 この厳かな空間で、シェフがふるまう和洋折衷、創作料理をいただくという贅沢。 しかも、メニューは黒毛和牛を使った鉄板ステーキ、煮込み黒毛和牛ハンバーグや、自らが川や海で採ってくるという魚介類、この夏から無農薬、化学肥料不使用 不耕起栽培での自然農コメ作りにもチャレンジ。

写真=県道沿いに大きな看板

大阪、奈良で和懐石を修行し、オーストラリア、フランスで洋食を学んだ経験と、市場に出回ることのない地元の食材を、ときに自ら採取し、同店だけのオリジナル料理として出している。 そのためもあり料理は、数量限定になる。


写真=屋久杉がふんだんに

詳細は確認、要予約を

営業時間は、 ランチ:11:30〜14:30 ディナー:18:00〜22:00

定休日は不定休、要予約(詳細は店舗へ要確認)

 〒893-2301 錦江町神川2982 予約・問い合わせは、0994-27-4141


詳しくは→虹の笑HP
 インスタ→虹の笑

《gourmet・グルメ》

teashop&
cafe「ten」

手もみ製茶が原点
の今隈製茶

錦江町神川にオープン

 teashop&cafe「ten」が令和5年7月29日、錦江町神川にオープンした。

写真=オープンしたばかりのteashop&cafe「ten」

 cafe…だが、手もみ製茶が原点…という同町の株式会社今隈製茶が運営。なのでメニューは、深蒸し煎茶(急須での提供)、さえみどり・やぶきた・ブレンドで選び350円。

緑茶ラテや緑茶ソフトクリームなども

 テイクアウトが、深蒸し煎茶(ホット・アイス)250円、緑茶ラテ(ホット・アイス)350円。
緑茶クリームフラッペ480円、ピーチティーフラッペ480円。
緑茶ソフトクリームのワッフルコーン400円、ブラッククリスピーコーン350円、カップ300円。

写真=深蒸し煎茶とアイスのセット

 店内は、teashopとして今隈製茶のリーフ茶各種を販売、日によってシフォンケーキなどのスイーツも。
テーブル席が2つと、テラスにテーブル席が4つ。


写真=店内にはteashopも

 急須で提供される深蒸し煎茶は、ポットも用意されお替わりでき、三色団子か一口げたんは、漬物がついていて、美味しくいただける。

 暑い日が続いているが、すっきりとした緑茶のアイスティーや、緑茶クリームフラッペは、甘さ等のカスタムが出来る。

緑茶ラテは同茶園の粉末緑茶と、プラントベースミルク(植物性ミルク)を使用。コクがありまろやかで程良い渋みのラテとなっている。

写真=ホッと一息

オーガニック緑茶・紅茶なども

同園の今隈幸洋さんは、農林水産省の試験場である金谷茶業研究拠点(静岡)で2年間学び、日本手もみ製茶技術資格(教師補)を取得。
 「五感を研ぎ澄まし茶葉と向き合う手もみは、製茶の基本であり原点」だという。

今隈製茶ではこれまで、日本茶AWARD2018でファインプロダクト賞・プラチナ賞、第13回全国手もみ茶技術競技会第3位、かごしまうまい茶グランプリでグランプリなど数々の賞を受賞している。

 深蒸し煎茶の他にも、品種べにふうき手摘み2種、化学肥料・農薬不使用の品種あさつゆ1種、個性豊かな3種の紅茶も販売。
オーガニックの緑茶、烏龍茶、紅茶にもチャレンジしている。

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写真=今隈製茶のリーフ茶も販売

 1973年創業のお茶屋さんが営む本格的なお茶カフェ、「ホッと一息、ひと休みをお楽しみください」とPRしている。

 teashop&cafe「ten」は、〒893-2301 錦江町神川3352−1、トロピカルガーデンかみかわ入口から県道561号線(神之川内之浦線)へ入り、点滅交差点角。10:00〜16:30不定休。
㈱今隈製茶は、TEL0994-22-1308、FAX0994-22-2555。

インスタは→tenインスタ
 オンラインショップなどは→tenHP

《gourmet・グルメ》

希少野菜を育て提供
曽於市「善助ファーム」

付加価値高い安心・安全
な美味しい野菜でメニュー

自然溢れた森、田畑の中に

 農薬や化学肥料を使わず、年間150種類もの希少野菜を育ててきて、それらを使った料理を提供している曽於市の癒しの空間「善助ファーム」。

写真=自然に囲まれた善助ファーム

 東京や福岡で38年過ごし8店舗の飲食店を経営したあと、2013年に58歳で曽於市へUターンしてきて8年目の久永浩一さん。

自然溢れた森や田んぼ、畑の中にある店は、久永さんとその友人二人で造った。自分の山から木を切り出して製材し1年間ねかして自分で設計し、あるものを有効に使って造ったという。

写真=農薬や化学肥料を使わない野菜(同店FBから)

垣根なしで自由な場所でも

 曽於市に帰ってくる時、まず何をしようかと考え、野菜づくりを決めた。
 もともと田舎育ちで家が農家だったこともあり、シェフだったこともあって、どうせならの手に入らないようなフランス野菜イタリア野菜を自分でも作ろうとチャレンジ。
「作ってみるとやっぱり大変さがわかるんですけど…」と。

写真=周りは田んぼや畑

 木々の緑が美しく空気も水もエネルギーもとってもクリアな場所で、栄養豊かな土づくりにこだわって多くの野菜づくり。

 季節の野菜を産直通販したり、鹿児島市内のフレンチやイタリアンのお店では、「付加価値の高い、安心・安全な美味しい野菜を旬な時期に、定期的にお届けする」善助ファームの野菜を使ってメニュー作りをしているという。

それだけでなく、ここには多くの人たちが訪れている。

写真=手づくりの店、レトロで落ち着ける雰囲気

夏季限定で冷麺も

新しい地域の取組みや地域のかたちを考え、語り合いアイデアを出す場としての善助ファームもあり、同じ志をもつ仲間が集える場所でもある。

それは、この場所のコンセプトがプレゼンテーションハウスで、シェフたちも来て、ここの野菜を使ってもらうために出したりしている。
 外に置いてある椅子も、誰が来てもいいようにいっぱいあり、垣根なしでみんなが自由に来れるようにしているという。
 「そういう仲間がいて、みんなでやればほんと楽しいです」と。

 なので、人がおのずと集まり、イベントとかの業務も行っている。


写真=ランチを食べたあとくつろぐ関西大生

 先日は、曽於市と連携協定を行っている関西大学の学生が政策提言プロジェクトのために訪れランチ、その後、6か所の企業を訪問。

 この事業は今年で8年目だが、当初は、この善助ファームに学生たちが泊まり、活動を続けていたという。

 久永さんは「関西大学の学生が宿泊も含め来ていた時は、朝、昼、夜とそれぞれ同じもののないいろんなメニューをだしてとても喜んでいただいてました。最近は、この地域だけでなく鹿屋市や志布志市などからも来るようになってます」と。

 善助ファームの予約は、曽於市末吉町南之郷3740-1、TEL090-4514-0503。

《gourmet・グルメ》

韓国料理・スープ専門店
朴家(ぱくけ)

鹿屋市寿3丁目

韓国の家庭料理がベース
 鹿屋市寿3丁目に、令和5年2月オープンした韓国料理・スープ専門店「朴家(ぱくけ)」。

写真=韓国料理・スープ専門店朴家

 オーナーの木下源龍さん(34)は東京都出身。
 縁あって鹿屋市天神町のユクサおおすみ海の学校のスタッフとして、「おおすみ食堂 響 さのぼい」を切り盛りし、源龍ラーメンなど人気だった。

約5年間、そこで働いて今回、同店をスタートさせた。
 東京でお店をとも考えたが、こちらで結婚したこともあって鹿屋で店を決め、ラーメン店も考えたが、東京の父母が韓国籍で、実家での母の味が韓国料理という家庭に育ち、鹿屋に本格的な韓国料理店がないということで決めた。
 また、ずっと食べてきた母の味がベースということで「朴家」という店の名前になったという。

写真=スープ付き石焼ビビンバ/夏季限定冷麺

美容効果もあり女性に人気

 母が作ってくれた料理がベースということで、メインがスープ。
 ランチメニューとして、ソルロンタンは、朴家イチオシメニュー。牛骨を10時間以上煮込んだスープ。コラーゲンも多く美容効果あり。

週替わりスープとしてプデチゲ。 韓国語で部隊鍋のこと。戦争時代に米軍から流れてきたスパムやソーセージを韓国料理であるキムチチゲにいれたもの。他のスープに比べてジャンクな味とボリューム感あるス―プ。

ミヨックスープは、牛肉の旨味とごま油の香りが引き立つわかめスープ。
韓国では、誕生日などのお祝い事には欠かせないス―プ。辛さが苦手な人や子どもにも食べやすいスープだという。

スープはいずれも1000円、ごはんお替り1杯無料。プラス400円で白米をキンパ(ごま味香る韓国のり巻き)に変更できる。

写真=テーブルが6ある座敷/カウンターも6席

夏季限定で冷麺も

このほか石焼ビビンバ1200円。
 お子様ランチ800円も。

このほか、一品メニューでチャプチェ、キンパ、プチュチヂミ、トッポギ。夏季限定で冷麺も。
 キムチは手長ダコ、白菜、大根など各種。ナムルや韓国チキンも。

夜のスープは、ソルロンタン、ズンドップ、キムチチゲ、ミヨックの他、今日のスープなど単品は1000円、定食だと1500円。
 一品料理は、スユク、ポッサム、チャプチェ、プルコギ、トッポギなど。

 チヂミやキムチ、ナムル、韓国チキンなどTAKE OUTもOK。

 室内は、座敷が4人掛け×6テーブルで24席、カウンター6席。
宴会やパーティなど貸し切り予約も可。2日前までに予約を。

 コラーゲンや美容にいいということや、韓国ブームもあり、多い日は8~9割が女性客だったり、この日のアルバイトも韓国ファンで、この店を知って応募してきたという。


写真=オーナーの木下さん

韓国家庭料理を知って食べて!

 木下さんは「日本でごはんに味噌汁というように、韓国の家庭料理では、スープがいろんな種類があります。家庭料理に近いものですが、その母の味に自分がこれまで学んできた料理をアレンジしたりしています。今日の牛肉とわかめのスープもとても美味しく好きで、この韓国料理の味を皆さんにも知ってほしい」とPR。

 また「韓国料理は辛いというイメージがありますが、辛くないものもあります。スープは量が多く、余ったスープにご飯を入れ食べるのも韓国スタイル。キムチは発酵食品で野菜が多くごま油も使いヘルシーですし、コラーゲンなど美容にもいいです。
 ドラマとかで韓国料理見るけど、食べるのは初めてという女性客や家族連れも多く、まずは美味しいスープなど韓国料理を知ってもらい、楽しんで食べてもらえば」と話していた。

 ランチメニューは週替わりとなり、コチュジャンベースのピリ辛チキンや鶏を丸ごとグツグツ煮る鍋料理、スペアリブとじゃがいもの旨辛鍋など(要予約)、新たなメニューも続々、インスタでも発信、「見ていただいてからきてもらえば」とも。

写真=韓国ファンのスタッフも

 朴家は、鹿屋市寿3丁目1-14、TEL 070-9079-5225
lunch 11:00 ~14:00
dinner 17:00 ~ 22:00 (L.O 21:30)
定休日は每週水曜日。

インスタは→朴家(ぱくけ)

《gourmet・グルメ》

フィッシュバーガー
専門店PESCE

東串良町岩弘

その日水揚げされた朝どれの魚で
 地元でその日水揚げされた朝どれの魚貝を使ったフィッシュバーガー専門店「PESCE(ペッシェ)」。
東串良町岩弘のパスタ店、プリモピアットの隣にある。
オーナーの内村さんは、「(この大隅半島は)お肉だけでなく、美味しい魚がとれるので、食べていただきたいと思って魚専門の店にしました…」とPR。

写真=この日の朝どれバーガーニベ

 この日の朝どれバーガーは「ニベ」700円。他にマヒマヒのハワイアンソースバーガー850円など、その日の水揚げされた魚がメニューとなり、ポテトと野菜チップスの付け合わせがテイクアウトBOXに入って出される。

飲み物は、 Sanpellegrino(サンペレグリノ・イタリア発の天然炭酸水)、アランチャ―タ、ニモナートなやソフトドリンクも。

写真=国道沿いに大きな看板

 テイクアウト専門店だが、建物の横にテーブルとイスがある、この日はツーリングの二人が、そこで食べていた。
メニューなど情報は、インスタグラムで見ることができるし、これまでのバーガーもアップされている。

写真=インスタに情報いっぱい

 FISH BURGER SHOP PESCE(フィッシュバーガーショップ ペッシェ)は、東串良町岩弘2636-3(プリモピアット敷地内)。
火曜日〜土曜日11時〜18時営業、定休日は日曜と月曜・月、10時30分〜予約受付、電話080-8373-6484。

《gourmet・グルメ》

古民家手打そば処
大崎町益丸

そば粉は地元産
のこだわり

東海道五十三次の飾皿ズラリ
 大崎町益丸の国道沿いにある「古民家手打そば処」。
国道を車で走ると「手打ちそば」のノボリが並び、古民家の風情にそば好きな人は思わず車を止め入りたくなるそば処。

写真=古民家の風情ある店

 店の前にも、大きなのれんで「そば処」とあり、田原川清水と彫られた石の手洗い場が目を引く。
そして店内の壁には、東海道五十三次の飾り皿がずらりと並び風情を増している。


写真=田原川清水で清めて

メニューは
かけそばと天ぷらセット(海老2尾入り)1000円
かけそばと鶏唐揚セット 1000円
かけそばと牛肉うま煮セット(黒毛和牛の牛スジ肉)1000円
かけそば 700円
ざるそば 700円
ざるそばと天ぷらセット(海老2尾入り)1000円
天ぷら盛り合わせ 500円
鶏唐揚 500円
キツネ 100円
温泉タマゴ 100円
山芋とろろ 200円
ごはん 100円
焼酎 250円
ビール 550円。

写真=かけそばと天ぷらセット(海老2尾入り)

東海道五十三次の飾皿ズラリ

 そばは五臓六俯のアカを取るとも言われるほどで血圧にも良いと言われています。 胃にもやさむくお腹のヘリも早いですね…とメニュー表に添え書き。

 店主の馬場隆志さんは、大阪、そして東京で飲食店に勤めたあと、居酒屋を東京で16年間経営。
  平成29年に故郷に帰ってきて、実家を「古民家手打そば処」としてはじめたという食一筋。
  それもあってか、そば粉は大崎産又は有明産&志布志産を使用するというこだわり。

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 お昼時には、週末ということもあって家族連れや夫婦、お年寄りでほぼ満席。

 ずらりと並べられた飾皿は、「かつて広重が描いた東海道五十三次の自然と風俗を有田焼の伝統技法であでやかに再現されました。(志峰作)
 飾皿は私が二十代のころ国道三号線を車で上り、佐賀県の有田町まで階に行きました。一皿一皿手書きです。全部で55枚あります…とメニュー表の裏にある。

写真=落ち着いた雰囲気に/東海道五十三次飾皿

 〠899-9303大崎町益丸1331
営業時間は
午前11時~3時
夜は5名以上の予約が入ったときのみ営業。
午後5時30分~7時30分
定休日は月曜日。
祭日は営業。
電話090-4966-4678

《gourmet・グルメ》

おおすみの食材に
こだわりつつ多国籍な料理

リナシティかのや1F
「MUSU」

ヘルシーで美味しい蒸し料理も
 鹿屋市大手町のリナシティかのや1Fに昨年10月OPENした「MUSU」。

写真=テラスで心地よい風を感じながら

 おおすみの食材にこだわった美味しいお料理で皆さまをおもてなしいたします…とPR。

 場所は、リナシティ川辺ステージが目の前にあり、イベント広場に繋がる橋からガレリアまでの広いテラスでは、オープンカフェ的に川のせせらぎを聞き、風を感じながら飲食ができるいいロケーション。
もちろん店内も明るくゆったりとして、ガレリア側には個室のソファー席もあってくつろげる。

6月30日からビアガーデンも
 そしてメニューも、とろとろなんこつバンズサンド、ズッキーニのチーズ焼き、野菜たっぷり黒豚蒸しシャブ、エビ蒸餃子、スペアリブの豆鼓蒸し、蒸した丸玉さつまあげ、メキシカンソーセージ、大隅産うなぎの白蒸し、魚介のワイン蒸しなどなど、多国籍な料理が並ぶ。

写真=この日のランチメニュー/お洒落な店内

ランチタイムは11時から5時まで
 特に蒸し料理が豊富。ヘルシーでおいしさを引き立てるこだわりのメニュー。
 お昼はランチをゆったりと食べて欲しいと11時から5時までといううれしいサービス。蒸し料理ランチ(700円)や本日のパスタ&カレー(各1000円)などでおもてなし。

 夜も多国籍メニューで楽しめるほか、要予約のコース料理3000円~、ビュッフェスタイルでのパーティにも対応。

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 お洒落な店内、雰囲気だが、そのベースになるのは、鹿屋市で創業76年の橋之口蒲鉾本店、㈱橋之口が運営。

 早朝、港に水揚げされた魚を使い、その鮮度と風味がそのまま味わえる無添加さつま揚げを作り続けてきたその技術や伝統を活かしたノウハウでメニューづくり。
 特に蒸し料理で美味しさにヘルシーさを加え、この店の雰囲気、ロケーションでさらに美味しさを増す。

 そして、この場所だからこそのビアガーデンを、この6月30日から10月31日まで、食べ放題・飲み放題、大人一人3800円(17:00から21:30、120分制、LO21:00))でオープンさせる。

写真=ゆったりとしてくつろげる個室/パーティにも対応できるスペース

 ㈱橋之口の滝本まゆみ社長は、「いろんな方が利用しているこのリナシティ1階のいい場所。(5月からコロナが5類移行になり)地域の活気やエンタメ感を感じられる場所を今後創っていきたい。
 この前も近くに泊まっていた高校バスケ部が利用していただいて、とても喜んでいただきました。先日もチャリティコンサートを開いて楽しんでもらいました」と、この場所でのイベント等も模索している。

心地よい風を感じながら
鹿屋の魅力の一つとして

 また、「店名の『MUSU』は、かまぼこが『蒸す』ものであり、リナシティでもいい場所で多世代でいろんな人が利用され、その人たちを『結す』ぶ場所、居場所であれば…という思いが込められています。

 店内は若い女性向きで入りにくい…と感じておられる方もいらっしゃるみたいですが、中に入るとゆったりと落ち着ける…と、年配の方もおいでいただいています。

 リバーサイドでのテラスがあり環境もよく、心地よい風を感じながら鹿屋の魅力の一つとして笑顔でお迎えいたします。お気軽にお立ち寄りください。

 料理も76年、鹿屋の食に関わってきたその経験、ノウハウを積み上げてきており、蒸し料理他の新しい食の提案もしていきたい」…などPRしている。


 テイクアウトOK、橋之口蒲鉾本店のお弁当もあり。

 電話/0994-35-1119
OPEN/11:00-21:30(LO21:00)
Lunch/11:00-14:00(LO13:30)
鹿屋市大手町1-1 (リナシティかのや1F)
定休日/第2・第4 木曜日

『MUSU』 フードメニューは→ MUSU foods
ドリンクメニューは→ MUSU drink

《gourmet・グルメ》

おおすみの食材に

自家産米を使ったおにぎり
弁当や総菜も人気

東串良町川東の「お結びや」
自慢の米に付加価値つけたい

 東串良町川東の「お結びや」は、お米農家が昨年4月に、自家産米を使ったおにぎりの販売を開始したが、近くにスーパーやお店がなく地域住民から「お弁当なども取り入れてほしい」という声に応え、おにぎりの他におこわ、自家産野菜を使用した弁当や総菜の販売を始めた。

写真=国道448号沿いにおにぎりのノボリ旗

 利用客の口コミから評判が広まり、周辺住民だけでなく通勤時に利用する人も多くなっているという。

 切り盛りしているのは、水稲、飼料用稲、メロン、黒毛和牛農家の瀬戸口みほ子さん。スタッフ4人でおにぎりや弁当、総菜を作り販売している。

 「お結びや」を始めたのは、ここ最近の米価格の低下、コロナ禍で外食産業の落ち込みや米離れなどもあり、物価はどんどん上がっていくのに米価格が下がっていく一方。
その打開策として、県が登録した水稲適種「なつほのか」が、食感はもちもち、甘みや粘りがあり大粒、冷めてもおいしいとされるこの米をおにぎりに…と始めたもの。 それが、オープンして1年、お米農家がつくるおにぎりや弁当ということもあって、お昼を過ぎると人気メニューは売り切れに。

写真=いろんな種類のお弁当、お昼過ぎにはおにぎり完売

 瀬戸口さんは当初、休み休み楽しく働ければいい…と考えていたが、お客の喜ぶ顔を見ているうちに、睡眠時間を削って仕込みをすることもあったという。
 また、スタッフのためにも勤務体制を見直し、4人がイキイキと働いており、「自家産米に付加価値をつけて販売したい」というスタートの思いに、「自家米に美味しい水。愛情たっぶり入ってます。食で人と人を結び、幸せをお届けします」とPRし、地域住民やお客の声に応えている。

写真=電子掲示板も

 「お結びや」は、東串良町川東4901-2(ナビなら川東4888で検索、近くに電子掲示板やノボリ旗あり)。
 営業時間 10:00~18:00(売り切れ次第終了)。定休日は火曜日、毎週月曜日(10時から13時まで)、「お結びや」の情報は、インスタグラムから。ゴールデンウィーク4日は店休日

《gourmet・グルメ》

地元食材ふんだんカレー
カレーSHOP7

志布志市有明町野井倉
国道沿いコンテナハウス

 志布志市有明町野井倉の国道220号線沿いに、コンテナハウスのカレーSHOP7が2022年11月にオープン。国道を車で走っていると、カレー500円の看板が目立つ。

写真=国道沿いにあるお店

 黒をベースに黄色のラインのコンテナハウスで、こじんまりとしたテイクアウトがベースのお店だが、店内でもテーブル3つ、カウンター2脚でも食べられる。

 カレーは具材が大きくて、でも食べやすいお肉と野菜がごろごろ入っていて、ボリューム感満点という感じ。それもワンコイン500円で食べられるというからリーズナブル。
大盛りにすると、注文の時にかなり量が多めですよ…と言われるくらい満腹に。若い世代にはちょうどいいくらい……。

 お店には「こだわりの地元食材で丹精込められて作られたカレーです。ぜひご賞味ください」とPR。お肉はサンキョーミート株の黒毛和牛肉・鹿児島黒豚トロ肉。お米は鹿屋市下高隈町の平留和行様の生産米、スープは九州エキス㈱黒豚清湯…とある。
 スタッフの写真には、サンキョーミート㈱楠本前々社長の奥様と娘さんです!と紹介。

写真は、大盛り、ごろごろ具材、ボリューム満点

 お店の由来は、以前飼っていて、周りにとても好かれていた愛犬の名前がラッキーだったのでラッキーセブンの「7」にしたという。
 カレー専門店にしたのは、地元のお肉が手に入りやすかったというのと、店を切り盛りする楠本ひとみさん、吉元優さん母娘の、優さんが部活でバレーボールをしていて、その活動の中でお母さんお手製で提供するカレーがとても好評。3人姉弟もそれぞれバレー、野球と部活をしていて、お母さんお手製の美味しいカレーでスクスク育ってきたという。

 コンテナハウスについては、「木の温もり・鉄骨の丈夫さを組み合わせ、都会的なおしゃれカンを取り入れた新発想のシティハウス。コンテナハウスも取扱しています!とあり、そのコンテナハウスを利用してお店をするというときに、だったらカレーをということでオープンとなった。

写真=テイクアウトが多いが、イートインも

 カレーSHOP7は、志布志市有明町野井倉8286(ナビ設定は野井倉8401)。
国道220号線、押切交差点を北進して2㌔先右側。
営業は10:30~15:00
定休日は日・月・祝。
電話: 099-401-0437